ともさんちのホメオパシー

ホメオパシーセンター新宿  
ホメオパス八代朋子監修

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「レメディの素晴らしいところ」ホメオパシーってなぁに?(7)

ホメオパシーは同種療法であり

  「ある症状を引き起こすことができるものが、その症状を癒すことができる」

という法則にのっとっています。



ちょっと復習になりますが、 健康な人が キナ皮をとったら 高熱が出た。
高熱がある人が 高熱を引き起こすキナ皮をとったら 健康を回復した。

これが同種の法則でしたね。


でも 現在のホメオパシーではキナ皮をそのままはとりません。

前回の記事に紹介したような方法でレメディを作り、レメディをとってもらいます。

   *前回の記事はこちら → 

   *キナ皮から作ったレメディは、チャイナ(Chin.)といいます。

 

それは 原物質のままよりも レメディをとったほうが

 希釈していることで 原物質の毒性が消され
  振盪していることで 治癒力が高められている

からです。




ハーネマンは 『慢性病論』の p239 でレメディにすることで、もともと医薬作用がないようなものが「途方もない治癒力を持つものになる」と言っています。

 

 

 物質として 大した医薬作用をもたないもの
   ヒカゲノカズラの花粉 → ライコポディウム(Lyc.)
   岩塩 → ネイチュミア(Nat-m.) 


 物質として 全く医薬作用を持たないもの
   石英 → シリカ(Sil.) 
   アルミ → アルミナ(Alum.) 
   金 → オーラム(Aur.) 

●  微量でも猛毒のもの    
    砒素 → アーセニカム(Ars)  
    水銀華 → マーキュリーソル(Merc-sol.)  

 

 

 つまり ライコポディウム、ネイチュミア、シリカ、アルミナ、オーラムなどは、原物質のままとっても、大した効果はなかったのですが、ホメオパシーのレメディにしたことで 素晴らしい治癒力を持つようになったわけです。

 

逆に、物質として微量でも猛毒であるものは  レメディにすることで
 

 「作用が穏やかであるだけでなく、

  これまで知られていなかった治癒力を

  信じられないくらいに発揮させる」 

 (慢性病論 p239)

 

と言っています。

 

  

作用が穏やかになる、というのは、つまりは毒では死なないよ!ということ。
 

ホメオパシーでは 猛毒の毒草やヘビの毒、砒素、水銀などの有害ミネラルなど、もともとの物質が毒であるものから作られたものが多いのですが、レメディにすることで作用が穏やかになるので原物質の毒性を気にする必要はありません。


トリカブト、ヒ素、ドクニンジン、水銀、どれも猛毒です。


  「そんな恐ろしいものをとって大丈夫なの?」 

  「薄めているのに効果があるわけないよね。どうせプラセボでしょ?」

  「物質がないのに、きくわけないよね。怪しすぎる!」 


・・・と思う気持ち、よぉ~くわかります。

 

 

が、しかし、200年近く前にハーネマンが実験を繰り返し、レメディにすることで 毒物は作用が穏やかになっただけでなく (毒性は消える)

 プラスして (隠されていた)他の治癒力を発揮するようになるということを発見しています。

 

 今だったらノーベル賞ものの大発見でしょう。

 

 


ハーネマン自身も

 

 「こうした驚異的な変化を発見したのが

 ホメオパシーであったということは喜ばしい」


 (慢性病論 p239)


と素直に喜びを表しています

相当うれしかったんだろうなと思います。
 

 


他にも発見がありました

現物質では水にもアルコールにも溶けないものを、乳鉢で乳糖と混ぜて摩砕し3C(100万倍希釈)まであげると、粒子が微粒子化され、液体に溶けるようになるという発見です。

マーキュリーソル(Merc-sol.)という水銀から作ったレメディの正式名称は、Mercurius Solubilis (Hahnemann) でハーネマンの名前がついています。


Mercurius  は水銀
Solubilis  は溶ける

という意味です。



世界で初めてハーネマンが水銀を液体に溶かす方法を発見したからこの名前がついているんです。


金属を液体に溶かす方法は、ハーネマンより以前は知られていませんでした。



ハーネマンは実に研究熱心であり、実験に実験を重ね、多くの発見をした人です。

こちらがハーネマンです。コンサルルームに飾っています。

 

 

 

ホメオパシーってなぁに?

(1)同種の法則とは? 
(2)作用・反作用の法則とは?  
(3)ホメオパシーの歴史『同種の法則」』の発見 
(4)マテリアメディカとは?_1
(5)マテリアメディカとは?_2
(6)レメディの作り方
(7)レメディの素晴らしいところ

 

ホメオパシー Q&A

Q1 レメディーはどこで購入できますか?
Q2 レメディはどんな形状のものがありますか?
Q3 レメディはどのように保管したらいいですか?など
Q4 レメディの有効期限は?
Q5 レメディはどんな摂り方がありますか?
Q6 お薬と併用できますか?
Q7 予防接種のデトックスはできますか?
Q8 ホメオパシーはどんな不調に試せますか?
Q9 どれくらいの期間、個人セッションに入る必要がありますか?
Q10 どれくらいの頻度で個人セッションに入る必要がありますか?
Q11 マザーティンクチャーとは何ですか?
Q12 レメディをリピートする頻度や回数は?
Q13 ポーテンシーはどのように使い分けたらいいですか?
Q14 好転反応とは何ですか?
Q15 好転反応は必ず起きるのでしょうか?
Q16 治癒の法則って何ですか?

Q17 ホメオパスはどのような視点でレメディを選んでいますか?
Q18 マザーティンクチャーに有効期限はありますか?
Q19 新型コロナウィルス対策に精油を使うと、レメディーはどうなりますか?
Q20 レメディをとっているとき、コーヒーを飲んでも大丈夫?
Q21 レメディー情報は解毒(アンチドーテ)されますか?
Q22 レメディ情報を無効にするものには何がありますか?
Q23 予防接種(ワクチン)レメディをとる必要はありますか?
Q24 ワクチン以来の不調がある場合、何をしたらいいですか?
Q25 レメディは物質が入っていないから、あっていないものをとっても害はない?
Q26 好転反応は、あったほうがいいのですか?
Q27 「好転反応がないと、よくならない」というのは本当ですか?
Q28 セルフケアできるのはどこまでですか? (急性病と慢性病の違いについて)
Q29 セルフケアできない症状にはどんなものがありますか?
Q30 ポーテンシーとは何ですか? 「C」「X」「LM」は何を意味しますか?
Q31 カレンデュラクリームも電磁波対策が必要ですか?
Q32 マザーティンクチャーも電磁波対策が必要ですか?