ともさんちのホメオパシー

ホメオパシーセンター新宿  
ホメオパス八代朋子監修

ともさんちロゴ

Q28 セルフケアできるのはどこまでですか? (急性病と慢性病の違いについて)

 

 

私はホメオパシーと出会ってから、一度もお薬を使わずにセルフケアしています。



母親が薬剤師だったので、薬大好き♡♡♡で育ち、

さんざんお世話になったけれど、一切必要としなくなりました。

お薬なしの暮らしは、もう15年になります。



ちょっとした体調不良はレメディをとったり、

ただ単に体をしっかり休めてあげることで

自然に回復してくるので、病院に行こうか悩んだこともありません。


2人の娘たちも、ホメオパシーを使った
 

セルフケアで取り入れて以来、

病気になって病院での治療が必要だったことがありません。

娘たちもレメディを使うことで何も問題なく回復してくれました。


なので我が家の病院の位置づけは

「治癒証明をもらう場所」といった感じです。



そして、セルフケアをはじめた早い段階で

私の小学校高学年以来の頭痛持ちと

繰り返すヘルペスも、セルフケアの段階で卒業しました。



アレルギー性鼻炎の症状がほとんど出なくなったのは

ホメオパス養成学校に在学中。



母親の40年近い偏頭痛に終止符を打てたのも、

ホメオパス養成学校に在学中のとき。


 

父親が高脂血症の薬や動悸のお薬が不要になったのは

私がホメオパスになってからでした。



このように、我が家ではホメオパシーの恩恵を

たっぷりと受けているわけだけれど

上記にはセルフケアの範囲とセルフケアの範囲外が混在しています。



お気づきになりましたか?




セルフケアの範囲とセルフケアの範囲外を

 

どう区別するのかを解説したいと思います。

 

 

 

急性病と慢性病(ハーネマン医師の定義)

 

 

ホメオパシーの創始者のハーネマン医師は、病気を2つに大別しています。

 

急性病慢性病の2つです。

 

 

急性病とは、症状の進行が早く、症状も強いので日常生活に支障がでます。

 

学校や仕事をお休みしなくてはいけない場合も多いです。

 

でも、一過性のものなので、上手く経過させてあげれば終わります。

 

 

それに対して慢性病とは一過性のものではなく、繰り返し起こります。

 

頭痛持ち、月経痛、アレルギー症状 etc. etc.は、同じ症状が繰り返されているので慢性病に入ります。

 

 

急性病と慢性病の区別

 

● 急性病:その時だけで完結する症状
● 慢性病:繰り返し戻ってくる症状、長年患っている症状

 

中耳炎も1回きりなら急性病、何度も繰り返している場合は慢性病になります。

 

花粉症も毎年、春になると発症する繰り返す症状なので慢性病です。

 

 

 

 

 

セルフケアが可能なのは急性病

 

 

基本的にセルフケアできる範囲は、急性病への対処です。

 

● 風邪ひいて鼻水が止まらない
● 喉が腫れて、焼けるように痛い

● 急にポーンと熱が出た

● 節々が痛い、悪寒もする、インフルエンザかも!?!

● お腹の調子が悪い

 

こういう症状は、セルフケアにもってこい!

 

病院のお世話になる機会がぐっと減ることになると思いますよ。

 

 

 

 

 

慢性病の場合はどうする?

 

 

慢性病の場合は、ホメオパスさんにかかってください。

 

その方が早いし、安全だからです。

 

慢性病へのアプローチは、急性病へのアプローチとは全く違って

 

● 症状の全体像

● 症状の基調

● マヤズム(遺伝的傾向)

● 医原病の有無

● 根本体質

● 病歴

● イーチオロジー(病気のひきがねとなった出来事)

 

etc. etc. 実に多角的に様々な要素を考慮して

 

レメディを選んでいくので、セルフケアでは難しいです。

 

 

 

ただ、私の頭痛持ちのように、医原性が強い頭痛の場合は

 

お薬をやめてレメディに切り替えるだけで、

 

頭痛持ちを卒業できるチャンスはあるかなと思います。

 

(ホメオパシーセルフケアマスター講座を受けて、

セルフケアで頭痛持ちを卒業した方は、何人もいますよ)

 

 

 

 

 

急性病へのセルフケアの意義

 

 

ホメオパシーに関心がある方って、どこか不調がある方が多いのかなと思います。

ピンピン元気で、寝れば治るような人だったら、

自然療法に関心が向くきっかけがないですから。



そして、どこかに不調があって悩んでいる場合って、

たいてい慢性病だと思います。



だとすると、セルフケアは厳しいんです。


セルフケアはできないのかとガッカリしてしまうかもしれませんね。


でも、ガッカリする必要はありませんよ。


急性病をセルフケアすることのメリットはたくさんあります。

 

 

急性病をセルフケアするメリット

 

① 日常的なちょっとした不調、急性病へのセルフケアができると、

 

  急性病を薬で抑圧したことがきっかけとなり、

 

  医原性の慢性病に進行する心配がありません。

 

 

 

② また、病気する度に体が自分の体の整え方を学習していくので、

 

  体がどんどん強くなっていきます。

 

 

 

日常的なちょっとした不調に薬を使っていくのと、

 

ホメオパシーでセルフケアしていくのとの差は

 

長い目でみると、とても大きな差になります。

 

人生を追うごとに、年齢を重ねるごとに、

 

その差は如実にでてくるでしょう。

 

 

 

 

幼稚園ぐらいまでは、普通に病気をすることもあった娘たち。

 

でも、小学校に上がった辺りから、明らかに普通の子より元気。

 

高1の娘は、義務教育は皆勤賞でした。

 

子どもたちの体の「自分で体調を整える力」を育てることができるんです。

 

 

 

そして、セルフケアの恩恵を受けられるのは、子どもたちだけではありません。

 

30歳すぎまで薬大好きだった私も、ホメオパシーのセルフケアを取り入れてから人生で一番調子がいいです。

 

 

そして、何より

 

急性病をセルフケアするメリット

 

③ 「病気は怖いという恐怖心」を手放し「薬に頼らなくても健康でいられる自信」
   を手に入れることができる

 

 

④ 病気でつらい時、病院に行かずにおうちで様子を見守ることができる

 

 

 


急性病をセルフケアできる意義はかなりあると思います。

 

セルフケアできる範囲をしっかり見極めて、

日常的なちょっとした体調不良にはホメオパシーを使ったホームケアを活用する。

セルフケアではカバーできない慢性病については、ホメオパスのお世話になる。


今、自分に必要なのはセルフケアのためのスキルや知識なのか? 

それともプロのホメオパスに相談することなのか?

一度考えてみてくださいね。


その上で、上手にホメオパシーを取り入れていってください。


 

 

 ▶【目次】ホメオパシーってなぁに? に戻る