Q30 ポーテンシーとは何ですか? 「C」「X」「LM」は何を意味しますか?
ホメオパシーで使うレメディとは、レメディの原材料として使った物質(原物質)を
希釈(Dilution/ダイリューション)し、希釈する過程で
振盪(Succussion/サカッション)することで
活性化(Potentize/ ポーテンタイズ)し
エネルギーを高めたものです。
どれぐらい希釈され、エネルギー化されているかを表すのがポーテンシーです。
希釈度によって、ポーテンシーの表記が違います。
100倍希釈 : 「C」ポーテンシー
10倍希釈 : 「X」ポーテンシー
5万倍希釈 : 「LM」ポーテンシー
ポーテンシーを表すために使われているアルファベットは、ローマ数字です。
Xは10。 ローマ数字の時計では10時は、「X」になっていると思います。
Cは100。 Century(100年)と同じですね。
そしてLMは、「Lの50」と「Mの1000」を掛け算して、5万という意味で使っています。
(画像はhttps://kw-note.com/notation/roman-numerals/ からお借りしました)
Cポーテンシーは、100倍希釈で作られたことを意味しています。
セルフケアで最も一般的な利用されているのがCポーテンシーです。
ホームキットに入っているレメディは、30Cが多いと思います。
Xポーテンシーは、10倍希釈で作られていることを意味します。
主にティッシュソルト(生命組織塩)で使われるポーテンシーです。
外見はレメディと似ています。
3X、6X、9Xなどがあります。
LMポーテンシーは、5万倍希釈で作られていることを意味します。
主にホメオパスが慢性病にアプローチするときに使用します。
アルコールベースのレメディです。(砂糖玉ではありません)
(画像は六員環商会さんからお借りしました)
それぞれのポーテンシーに特徴があり、ホメオパスは最適な効果を引き出すために使い分けています。